超高速開発コミュニティ 7月度セミナー講演に登壇しました

超高速開発コミュニティ 7月度セミナー講演に登壇しました

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は弊社に格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

2018年7月5日に超高速開発コミュニティ主催の7月度セミナーの講演及びパネルディスカッションに弊社の白石が登壇しました。

<セミナーのテーマ>

・超高速開発で上流工程は従来とどう変わるのか
・上流工程での超高速開発ツールのメリットは何か、生産性、品質向上にどう貢献するのか

このテーマにたいして、ビジネスルールの上流設計について近年話題にもなっている「DMN(Decision Model and Notification)を使用した効果的なビジネスルールの抽出方法」にフォーカスを当てて講演しました。以下に講演の概要とポイントを記します;

 

***【講演概要】***

業務上の意思決定をつかさどるのがビジネスルールの役割でありBRMSはそれを実現するツールです。ビジネス領域に存在するビジネスルールをどのように抽出し、ツールへ登録できる状態へ正しく導くかが重要です。

本セッションでは上流工程のビジネスルールにフォーカスをあて、意思決定をどのようにモデル化するかについてOMGで標準化されており、ビジネスアナリシス知識体系BABOKガイドでも新たにテクニックとして採用されているDMN(Decision Model and Notation)のエッセンスをお伝えします。またDMNでモデル化したルールがシームレスにBRMSツールへ移せることについても具体的な例を示してお見せします。

***【講演のポイント】***

・BRMSツールを上流工程(ルールの抽出)で使うときの留意すべき内容

・ビジネスルールの本来の意図にあったルール(IT知識ではなくビジネス知識)が重要であることの理解  ~それを正しく意思決定ポイントから引き出すためには

・商品の注文プロセスにおける意思決定ポイントからルールを抽出するサンプル

・抽出したルールをBRMSで直ちにシミュレートできる利便性など、上流工程でBRMSツールを使う事の意図と利点などについて

・早い段階でルール担当がビジネスルールの優位性に気付ける事の重要性

・登録したルールからドキュメントを自動生成することでビジネスとITが上流工程で共有でき、確実なコミュニケーションツールとして利用可能な点

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当日は多くの方々に出席をいただきご聴講いただきまして有難うございました。

講演内容についてのご質問やお問合せがありましたら、下記アドレスまでご連絡くださいますようお願いします。

問合せメール: infoj@innorules.com

敬具

平成30年7月吉日 イノルールズ株式会社