InnoProductの商品データ実態はデータベースの内容であるが、アプリなどから直接これらのテーブルを参照利用することはできますか。

InnoProductは商品データを商品リポジトリ（RDB）に格納しており、業務アプリケーションからもアクセス可能ですが、業務アプリケーションが直接参照することを推奨していません。
推奨しない理由は、
①業務アプリケーションが商品リポジトリから商品データを取得するためには、商品リポジトリのテーブル定義を理解する必要があります。ルールを利用する場合、PFキャッシュ用ユーザ定義関数が使えるので簡単に商品情報が取得できるので、業務アプリケーションが直接商品リポジトリにアクセスするよりルールを経由して商品データを取得した方が生産性が良いです。
②業務アプリケーションから商品リポジトリへ直接アクセスする場合、PFキャッシュが使えないため、ルール利用より相対的に性能が劣ります。
③商品リポジトリに性能問題が発生した時に、利用元が複数であれば、原因特定が困難になります。
④商品リポジトリの仕様変更が発生した場合、影響分析範囲や修正範囲が大きくなります。
⑤業務アプリケーションが商品リポジトリのデータを直接更新する恐れがあります。